安倍なつみ/22歳の私

22歳ってなんだろう。そう思ってレンタルレコード店を梯子してこの曲を買ってきました。
ジャケのこの「背伸び」のようなきつめのメイクと裏のさほどそそられない生足が22歳ってことかなと思い聞いてみたのですが
安倍さんの歌は「上手い」ではなく「良い」という価値基準ではないだろうか。今さら言うことでもないですが
この曲を聴くとあの映画を思い出す。エンディングにこの曲が流れてきたのはけっこう悪くなかったなぁ。
カップリングの「夕焼け空」。出だしの加工具合に一瞬「妹?」なんて思ったのですが
ブルーハーツの「夕焼け」の方がよかったなぁなんて言っちゃダメですか。
カップリングよりはアルバムの後半あたりにありそうな曲だなぁ。
ふとこの曲の歌詞を書けるようなつんく♂がすごいと思った。それを言ったら全部そうだけどそれにしても、あのおっさんド変態や!
というか病院に行ったほうがいいレベルdeath。
でまぁ「22歳の私」のオケですが。オケもずっと流してるとしんみりしてくるので気分によってはBGMに使えます。
まぁこんなそんなで「22歳」って何かって話に戻るのですが
14才や17歳みたいなワクワクドキドキしてくるものはない。(12歳の方がドキワクって人もいるかもしれませんが)
二十歳に比べると区切りじゃない。アメリカで酒が呑めるのは確か21からなんてことはきっと誰も気にしてないし
22歳という年頃でせいぜいあるのは大学を卒業して社会に出るって所か
でも今の時代、大学に逝く人ばかりじゃないし22歳で大学を卒業する人ばかりでもない。
ただ言えることはもう完璧に大人な年齢と言うこと
未来を夢見るというよりは未来を掴むために戦わなければいけない年齢か。
まぁ22歳なんだから10代に比べりゃやれることは多い。例えば成田離婚とか。葬式の喪主とか。(どっちも10代でできるか)
でもその逆やらなきゃいけないことも多い。国民年金払わなきゃいけませんしね。
なんだろうな〜22歳ってなんかネガティブなイメージがあるなぁ。
この曲が暗いせい?
ただまぁこの曲の歌詞は、あらためて歌詞カードを見て良いとおもった。
これが安倍さんらしいのかそんなの関係ない。
確かに東京生活6年以上で地下鉄に迷いそうだしそっくりな兄弟でも違うんだ。
プレステだって自分で決めたことなんだ。なんてことがあるのかないのか知らないし。
つまりっすね人生の設計図とうりに生きられる人なんてあんまりいないと思うのですよ
でもみんな生きてるわけなんですよこの街で。
それが22歳という年齢なんだなということにあ〜説得力あるなぁと思ったのですよ
少なくとも「太陽はまぶしいけれどもたまには雲とか邪魔されるそれでもまだまだ燃えているねそう青春も同じ燃えている
とかいう太陽まぶしいのが好きなんかい!?普通違うやろって思うような部分よりはわかりやすいと思う。